大塚国際美術館へGO!
- 井出久美
- 2019年6月16日
- 読了時間: 2分
2018年の紅白歌合戦で米津玄師さんが「Lemon」を歌った舞台、大塚国際美術館。一気に人気が出てしまい、混雑しているので様子を見ていましたが、ようやく行ってきました。JR神戸駅前から高速バスに乗り込み、いざ出発です。明石海峡大橋が見えてきたときはわくわくしました。瀬戸大橋の長さには及びませんが、空と海と大橋の3つだけが視野に入り、その雄大さに時間が止まってしまたかのような感覚になり、なんとも癒されます。この世から時間がなくなればいいのにな~と思いましたが、すぐに否定。時間がなくなれば終わりがなくなり、いつまでもだらだらと仕事を続けてしまうかもしれません。あるいは、いつまでもぐうたらしているかも。それはまずい。そんなことを思いながら淡路島に突入。淡路島をあっという間に縦断して次は徳島県に渡る大鳴門橋です。ここでもまたまた感動。鳴門のうずが巻いているではありませんか。子供の頃に見た記憶はあるものの、本物の渦を目の前に見たら何度でも感動します。自然現象は不思議ですね~。
そうこうしてる間に大塚国際美術館に到着。入館してすぐのエレベーターの長いこと。驚きました。山の斜面を利用して建てられているので、建物の中にいるとどこが1階なのかわからなくなります。これも面白い。世界の有名な絵画が本物そっくりに陶版で再現されていて、触ってもOKだなんてなんと嬉しいこと。館内では案内してくれる人もいて、説明が勉強になりました。
米津玄師さんが歌ったのはシスティーナ礼拝堂の陶版の前でしたね。ローソクに囲まれて歌われていましたが、さぞかし熱かっただろうと思いながら、このあたりに立ってらしたかな~と場所を探しながら、Lemonを口ずさんできました。システィーナ礼拝堂は本物をイタリアで見たことがありますが、そっくりそのままでした。真ん中のブルーの色が強烈すぎて、周りの色と調和がとれていないように感じましたが、それもそのまま再現されていて、再現した人達の努力に頭が下がりました。こんな素敵な美術館が日本にあるとは誇らしい。ぜひぜひ見に行かれることをお勧めします。
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